大事な予定、約束を忘れてしまった場合あなたはどうしますか?
通常であれば、スケジュール帳にメモしたり今であればスマホのスケジュールアプリに登録したりして忘れないようにするかと。
滅多に会わない人の予定とか大事な仕事の予定であれば、忘れないようにメモしますが毎年あるような誕生日とかであればメモを取らずなんて事もあるかも。
油断をした時には大抵何か起こります。
そんな悲劇に対して正面に向き合ったお話。
油断をしている時に起こる悲劇
いつも悲劇は突然に、起こるもの。
ちょっと早めに帰宅し、夕食は妻と一緒に食べていた時にいつもより豪勢なラインナップを見て思わず始まる会話。
アカンやつ、これアカンやつや。
結婚2年目にして、結婚記念日を忘れるという失態。
昔から人誕生日とか覚えるのが好きで、誕生日おめでとーとか言ってたのに今回ばかりは完全な油断、慢心、驕り。
今思えば、前日の夜に『明日ケーキ買う?』と聞かれた大ヒントがあったにも関わらず、『うーん今はケーキの気分ではないな』と返した昨日の自分を叱ってやりたい。
せめてあの時、なんでケーキなんという疑問を持てばこんな事にはならなかったはず。
何故、何故と繰り返す事で物事の本質を見極めなさいと仕事で言われた事があるようなかったような。
あの頃の汚れていないピュアな心を持っていれば防げていたかもしれない。
予定を忘れていた時取るべき行動は?
こういう場合、下手に言い訳すればするほど逆効果と判断。
仕事が忙しくて、ちょっと最近体調良くなくて言った日には空気が悪くなる事間違いなし。そればかりかずっと言われるかもしれない。
問われる大人力。そう、大人力が問われている。
出した答えは、潔く罪を認め謝罪する事。
何を言われようとも今日一日は謙虚に生きる。どんなにイジられようとも切れる事なく反省の態度を示しこの場をやり過ごす。
そして、次に打つべきはリカバリの一手。
幸いにして、結婚記念日は過ぎましたが結婚式をした日は一ヶ月先。結婚式をした日にちゃんとお祝いするからと提案し納得してもらう事に。
即時の対応
1ヶ月後と約束して、次の日に何かをするのは焦りすぎ。まずは1日敢えて何もせずにほんとに1ヶ月後にあるのだと思わせる事が大事。
主導権を奪われる訳にはいかない。少し油断させてから行動を起こす事でほんの少しのサプライズをする。
悲劇から2日後、会社を定時で上がり行くは花屋。
現在の小遣いで買える精一杯の花束を買う。
女性は花が好き。今も昔も時代が変わってもそれは不変。
そして、関西の人が愛してやまない『551の蓬莱』にならび焼売を買い帰路につく。
美味しいモノを食べれば人は心が穏やかになる。お腹が満たされればそこには愛で溢れるという安易な発想というやつです。
何はともあれリカバリは成功。
うん、551の蓬莱は美味しいな。
もしかして、敢えてこのまま何もしなければ今後結婚記念日を祝わなくてよかったかもしれない。
Fin.